こんにちは、Yoshiです。10年以上、小説家になろう作品を色々と追ってきました。
WEB小説のオススメと言うと、アニメ化や商業化された有名な作品ばかり目にすることが多いですよね。
ここでは、まだ商業化される前や連載が始まったばかりの作品、隠れた名作を中心に紹介します。
ランキングも当てにならないことがあるので、実際に読んで一切忖度抜きでレビューします。
小説家になろうには、有名な作品ばかりではなく、まだ知られていない隠れた名作がたくさん眠っています。
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【タイトル】ホワイト王国のレアスキル持ち
作品評価
ホワイト王国のレアスキル持ちのレビュー評価 | |
世界観 | |
ストーリー | |
表現のわかりやすさ | |
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総合評価(オススメ度) |
あらすじ
ふと自分が「処刑される不遇公爵令嬢に転生してる」と気付いてしまったローズマリー。
スキル授与式で超レアスキルを授かった後は第三王子の婚約者として王城に軟禁され続け、あげく公爵家の罪のせいで連座処刑される運命…。
周りにバレる形でレアスキルをゲットすると、そのまま軟禁・処刑コースになってしまう。
なので、スキル授与式には出ずに、こっそり自力でスキル獲得を目指す事にした。
後は「マリー」と名乗って冒険者として(ローズマリー・ウィングフィールドとは別人として)生きていけば良いのだと思った。
ーーのだが…。
特筆すべき点
世界観:魔物が跋扈する危険な世界。神は人類にスキルを与える。15歳を過ぎると教会でスキル授与式を受けることができるが、大半の人間は微妙なスキルのみ。レアスキル持ちは貴族や王族に多く生まれる。
ストーリー:15歳の誕生日、少女に突然ある記憶が芽生える。自分の前世の記憶。この世界は乙女ゲーム『聖華の花冠』の世界であること。そして自分は不遇な運命を辿る悪令嬢ローズマリー・ウィングフィールドに生まれ変わってしまったことを。現在は世話係としてこき使われているが、レアスキル【魔法】を授かったことをきっかけに公爵令嬢となり、処刑エンドをむかえてしまうことを思い出す。そんな世知辛いシナリオを避けるべく、レアスキル【魔法】を駆使して出奔計画を企てる。
キャラクター:前世の記憶を取り戻してから自分の将来を悟ったローズマリー。結構辛い目に合っているにも関わらず全くへこたれることなく、過酷な環境におかれようとも自分が乙女ゲームのキャラに転生したことに気付こうとも少し動揺するだけで驚異的な環境適応能力を発揮する。レアスキル持ちの高スペックなのにどんなルートでも処刑エンドをむかえるローズマリー。こんなキャラに転生したことを、この状況を足掻いて死亡を回避するようにと神から試練を与えられているんだと前向きに考え策を練る冷静な主人公。
表現のわかりやすさ:キャラ同士の会話はほとんど無く、主人公の心情表現がメイン。冷静なキャラなので淡々と考えたことを連ねていくので比較的読みやすく感じた。
オリジナリティ:ゲームの世界に異世界転生はよく聞くジャンルで、なおかつ悪役令嬢に転生というのは人気なジャンル。その中で本作は下女の立場からレアスキルを手にすることによって処刑ルートに突入してしまうということが確定しているため、なんとかその未来を変えるために奔走する。悪役令嬢に転生というジャンルでありながら貴族の立場から逃げ出すところから始まるというのは新鮮に感じた。
作者の別作品情報
作者の別作品タイトル:異世界アンダーテイカーunknown
URL:https://ncode.syosetu.com/n3331jw/
作者情報
作者名:lalatan
この記事のまとめ
lalatanさんの、ホワイト王国のレアスキル持ちのご紹介をさせていただきました。
それではいつもながら勝手に作品の忖度なしレビューをしたいと思います。
ホワイト王国のレアスキル持ちのレビュー評価 | |
世界観 | |
ストーリー | |
表現のわかりやすさ | |
オリジナリティ | |
総合評価(オススメ度) |
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忖度抜きレビュー
15歳の誕生日に自分が乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまったことを知るローズマリー。今は下女だがレアスキルを得ることで公爵令嬢になり、ゆくゆくは処刑されるというキャラクター。そんな事実すらも試練として受け入れ、レアスキル【魔法】を駆使して死亡ルートを回避するべく奔走する。冷静に状況を受け入れ、策を練るヒロインのひたむきさには驚かされる。どうやらこの世界への転生者は1人では無いらしく、今後の転生者同士の絡みにも期待が持てる。
本作品は既に完結している作品なので、ぜひ最後まで読んでみて欲しい。