なろう小説 崩壊世界の魔法杖職人【最新レビュー】2024/11/24 おすすめ度★★★☆☆

こんにちは、Yoshiです。10年以上、小説家になろう作品を色々と追ってきました。

WEB小説のオススメと言うと、アニメ化や商業化された有名な作品ばかり目にすることが多いですよね。
ここでは、まだ商業化される前や連載が始まったばかりの作品、隠れた名作を中心に紹介します。
ランキングも当てにならないことがあるので、実際に読んで一切忖度抜きでレビューします。

小説家になろうには、有名な作品ばかりではなく、まだ知られていない隠れた名作がたくさん眠っています。
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目次

【タイトル】崩壊世界の魔法杖職人

作品評価

作者様の熱量が伝わってくる、そんな作品。

あらすじ

地球文明崩壊後に拾った石で魔法の杖を作って、世界を救う伝説の杖職人になるお話。

引用:https://ncode.syosetu.com/n8281jr/

特筆すべき点

世界観:
突如世界中に飛来したグレムリンにより電気類が全壊。一部の生物、人間を含む者達はその水晶により強大な力を手にした。

ストーリー:
社会人時代による人間恐怖症になった大利賢師。人里離れた所で趣味の模造武器を売っていたが、突如として世界が崩壊。しかし自身が身を置く環境が被害を最小限にまで落とし。培った技術が功を奏した結果水晶を独自に加工し魔法杖を制作に至る。しかし、それが近くの管轄の通称『青の魔女』との接触により、その性能と加工技術の高さが判明し、青の魔女を中継して他の者達に売るのだが…

キャラクター:
大利賢師:対人恐怖症ではあるが、誰もできないグレムリンの多重加工が可能であり、その魔法杖は他を凌駕する出来。しかし本人は戦うことはしたくない。

青山ヒヨリ:東京都北西部、青梅市を拠点とする魔女の1人で大利の作った魔法杖を他の人達に販売したりもする。度重なる魔物と他の魔女の暗躍によりもはや廃墟と化した青梅市を護っている。生まれ育った土地を護る為なら、他の街はよっぽどでない限り手助けする事もない。大利には魔法杖を格安で作ってもらった恩と妹が好きだったオルゴールを治してもらったので信頼している。

表現のわかりやすさ:
『怪獣の姿は黒いティラノサウルスをより二足歩行に近づけたようで…』や東日本大震災などどこら辺の年代の話なのかが実在のものや皆が想像できる物で表現しているので分かり易い。

オリジナリティ:
「君よゼィ、氷河に沈めトリカ・トールカ。永久凍土に眠れエ・ナシェカ・ヴァアラー!」
 この作品オリジナルである魔法語。魔力を持つ者であっても研究しないと多種多様な物が使えない。

作者の別作品情報

作者の別作品タイトル:世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)
URL:https://ncode.syosetu.com/n1435ev/

こちらの作品は、オーバーラップ文庫より2巻まで出版されています。
コミックシーモア、BOOK☆WALKERでも読めるので、気になる方はチェックしてみてください。

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作者情報

作者名:黒留ハガネ

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この記事のまとめ

黒留ハガネさんの、崩壊世界の魔法杖職人のご紹介をさせていただきました。

それではいつもながら勝手に作品の忖度なしレビューをしたいと思います。

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忖度抜きレビュー

大利の自分で主体的に世界を変えていくわけではないアンチヒーローな面に魅力。
何より、「ザ・人間嫌い」なタイプのヲタクが本気を開花して世紀末状態での生存戦略を立てているところが読んでて面白い。

ヲタク具合もモノローグの表現の随所に溢れていますが、特に世界の変貌に気付かないほどに引き籠もるか!という驚きや、小娘にすらキョドる様子からは大利の性格がにじみ出ています。キョドられた青の魔女達が戸惑いつつもなんとか対応しようとしているところがコミカルさを強めているように感じた。

また、魔法石やら杖やらを錬成しているところや魔法言語に関する事柄は、緻密に描かれていて作者の熱量が伝わってきます。今後、実際この世界でみんなどう暮らしているのか、がもう少し掴みたいところ。

(大利は引きこもりなので)青の魔女ないし神視点でコミュニティの様子が描かれると、読者の視点としては分かりやすい気がします。とはいえ魔女会議で外部世界とのやり取りが垣間みられたので、今後の流れでより人々の暮らしのリアルも見えてくると期待できそうです。まだ序盤を読んだだけなので、続きが気になる。

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